子どもの健康Q&A
タバコの害
公共施設やレストランなどでも禁煙(分煙)の施設が増えてきました。タバコは喫煙者ばかりでなく、そばにいる人もまた有毒物質を吸っていることをご存知でしたか?喫煙者は周りの人々やあなたの家族、特に幼い子どもの身体を知らぬ間に傷つけているのです。
Q. 喫煙の影響は?
非喫煙者にくらべ、喉頭ガン・肺ガンの罹患率が著しく高く、その他のガンや心血管系の病気、くも膜下出血や慢性気管支炎などの多くの病気と関係があり、予防できる最大の死因と言われています。また、受動喫煙は自分の意志にかかわらず、上記のような喫煙者と同じリスクを背負うことになります。
Q. 受動喫煙の影響は?
家族に喫煙者がいると、子どもの喘息の症状は治りにくくなります。「外で吸えば大丈夫」ではなく、喫煙者の呼気中に煙成分が排出されます。また、母親が妊娠中に喫煙すると低体重児の出生率が上がり、流産や死産、先天異常の発生率も高くなることがわかっています。さらに、妊娠中や出生後の家族の喫煙が乳幼児突然死症候群との関りがあるとも言われています。
Q. 未成年の喫煙は?
タバコは本数だけではなく、開始年齢の早さも影響します。酒は若い頃から飲み始めるほど中毒になり、止められなくなりますが、タバコも同様です。未成年から吸い始めるとガンや心臓病、呼吸器疾患などの罹患率は大幅に増加されます。
Q. タバコを吸うと落ち着く?
それはニコチンの害によるものです。タバコを吸うと体は、ニコチンを外に排出しようとする反応が起きます。その反応の中で生じたエネルギーによって気分が良くなることがあります。しかしあくまでも副作用からくる一時的な変化で、体力・活力を犠牲にしての代償なのです。
禁煙のススメ
- まずは5日、ガマンしよう
ニコチンは3日で体から消失します - 仲間を作り、周囲に「禁煙」を宣言しよう
- 動機付けをはっきりさせよう
あなたと家族の命を守るためです - 一本吸ってもあきらめない
『今度こそ!』と思おう - 趣味を持ち、スポーツなどで体を動かそう